メリークリスマス!
A9LHの記事を書いてから一年と少しが経ちました。
3DSのハックはBoot9strap(sigHAX)という更に深い部分のハックに発展しています。
そこで今回は3DSとPCのみを使った導入方法を解説していきます。
HBLを利用するので、予め起動できる状態になった3DSが必要です。
HBLはsoundHAXを使うことで起動できます。起動方法はこちらの記事を参照。(~Ver.11.3-0)
Contents
導入編に必要なもの。
- HBLが起動できるNEWorOLDの3DS(~Ver.11.3-0)
- PC
- 3DSに使用するSDカード(8GB以上あると安心です。)
- 壊れてもなかない心。
必要なファイル
- SafeB9SInstaller
- boot9strap本体(devkitやntrではなくboot9strap-x.x.zipをダウンロードする)
- safehax(soundHAX導入記事で使った人はいりません。)
- udsploit
- Luma3DS
1.PC側の操作
- Luma3DSを解凍し、中にあるboot.firmをSDカードのrootにコピー。
- SafeB9Installerを解凍し中のSafeB9Installer.binをSdカードのrootにコピーして、safehaxpayload.binにリネームする。
- safehax.3dsxをSDカード内3DSフォルダにコピー。(すでに導入済みの場合は必要なし。)
- udsploit.3dsxをSDカード内3DSフォルダにコピー。
- SDカードのrootにboot9strapフォルダを作成、その中に解凍したboot9strapのフォルダに入っているファイルを全てコピー。(boot9strap.firmとboot9strap.firm.sha)
- boot9strap_dev.firmとかになってたらダウンロードするファイル間違えてます。
最後にファイルが全て正しい位置に入っているか確認して、SDカードをPCから3DSに差し替えます。
2.3DS側の操作
- HBLを起動。
- Udsploitを選択して起動。しばらく作業が行われるので待ちましょう。(花火を見る方向を考えながら待つと良い。)
- successと表示されたら、STARTボタンを押して、HBLのメニューに戻る。
- SafeHAXを起動。
- PM INIT FAILEDの表示がでたら、無線設定がオンになっているか確認。
- それでも駄目ならsafeHAXのファイルをこちらに変更して試してみる。
- SafeB9SInstallerが起動することを確認、安全性チェックの完了を待つ。
- その後、キーの入力を求められるので表示されたキーを入力すればインストール作業開始。
- インストールが終了したらAボタンを押して再起動。
- Luma3DSのメニューが表示されたら、Show NAND or user string in System Settings をAボタンで選択肢、STARTボタンを押して保存。
お疲れ様です。導入編はここで完了。次はセッティング編です。
セッティング編 必要ファイル
- HBLlauncher_loader
- GodMode9
- DSP1
- FBIのciaと3dsxファイル
- Luma3DS updater.cia
- setup_ctrnand_luma3ds.gm9
- cleanup_sd_card.gm9
1.PC操作
- SDカードのrootにciasフォルダを作成。
- hblauncher_loaderを解凍して、中のhblauncher_loader.ciaをciasフォルダにコピー。
- lumaupdater.ciaをciasフォルダにコピー。
- FBI.ciaをciasフォルダにコピー
- DSP1.ciaをciasフォルダにコピー
- rootにlumaフォルダを作成し、更にその中にpayloadsフォルダを作成。
- GodMode9を解凍して、GodMode9.firmを先ほど作成したpayloadsフォルダにコピー。
- GodMode9を解凍して、gm9フォルダをSDのrootにコピー。
- setup_ctrnand_luma3ds.gm9をgm9フォルダの中のscriptsフォルダにコピー。
- cleanup_sd_card.gm9も同じフォルダにコピー。
ファイルが正しく配置されていることを確認して、SDカードをPCから抜き、3DSに差し替えます。
2.3DS操作
- 3DSを起動して本体設定を起動する、FWの前にsysがついて表示されていればOK
- ファームウェアを更新する。B9Sを導入できていれば、更新してOK
- ダウンロードプレイを起動して、L+↓+SELECT を同時押しして、rosalinaを開く。
- Miscellaneous optionsを選択。
- Switch the hb. title to the current appを選択。
- Bを押して、Rosalinaを閉じ、ダウンロードプレイを終了しホームに戻る。
- もう一度ダウンロードプレイを起動するとHomebrewが表示されるので、FBIを選択。
- SD→ciasに進み、<current directory>を選びInstall all CIAsを選んですべてインストール。
- ホームボタンを押し、ホームに戻る。
- インストールされたhomebrewが表示されるので、DSP1を起動。
- 読み込みが終わったら、Bボタンを押して終了。
- 一度電源を切り、STARTボタンを押しながら起動。
- GodMode9を起動します。質問が表示されたらAボタンをおす。
- アクセス先を選ぶ画面が表示されたらホームボタンを押して、アクションメニューを開く。
- Scripts…を選び、setup_ctrnand_luma3dsを選ぶ。
- Aを推すと、書き込み制限を解除しろと表示されるので、Aボタンを押し、表示されたキーを入力。
- 終わったら、Aボタンを二回押して、メニューに戻る。
- 完了!
ココまで終われば導入完了ですが、NANDをバックアップしておくと安心です。
NANDバックアップとSDカードの整理
- STARTボタンを押しながら起動して、GodMode9を起動
- ホームボタンを押して、メニューを開く。
- Scriptsを選びBackup sysNAND選ぶ。
- バックアップが終わったら、Aを押して、R+Bをを同時押ししてSDカードを取り出す。
- PCからSDカードのgm9フォルダ/outフォルダ開き、_nandmin_###.binをコピーする。 これを置いておけば安心感があります。
- SDカードの同ファイルは削除してSDを3DSに戻します。
NANDをバックアップしておけば、brickした時に治せる可能性が増えます。
SDカードを整理する。
- GodMode9を起動し、ホームボタンを押してメニューを開く。
- scriptsを選び、cleanup_sd_cardを選択。
- Aをボタンを押して、続行
- 終了したらAを押し、STARTボタンで再起動。
無駄なファイルを消せば、スッキリするし容量も節約できますね。
まとめ
この内容は2DSでも可能です。
別途FlashCART(マジコン)を持っていれば、上記以外のバージョンでも導入可能になります。(その場合は手順がちょっと違うけど。)
現在A9LHを使用している方は、Lumaupdateが来ないので、B9Sに乗り換えてもいいかもしれません。
A9LHからの移行はまた別の記事にしようと思います。
あとオマケ。