世界にはオンラインカジノと呼ばれるプラットフォームが200以上あると言われています。日本でプレイできるはオンラインカジノは、海外の厳格な政府機関からライセンスを発行してもらっています。そのため、合法で運営をしていますが、拠点が国内にないが故に「日本でオンラインカジノをプレイするのは安全?」と、心配する声も無きにしも非ずです。
ここではネットカジノの安全性について、カジノサイトのセキュリティや情報管理、VPNを使用する意味、また信頼できるオンラインカジノの選び方を含めてわかりやすくご紹介します。
オンラインカジノのセキュリティと情報管理
オンラインカジノのセキュリティと個人情報の管理について、疑心暗鬼に感じたことはありませんか?
ライセンスの確認は大前提
メディアを騒がすハッカーや不正アクセスの問題。オンラインカジノでは個人情報を入力したり入出金を行なったりと、重要なプロセスを要するシーンがたくさんあります。大量のインフォーメーションと巨額な資金が出入りするカジノサイトでは、扱う情報量の重さは計り知れないレベル。しかし、ここで理解しておきたいのが厳格なライセンスの存在と意味です。
日本で評価の高い有名なオンラインカジノは、ギャンブルが合法である海外の厳格な機関からライセンスを発行してもらっています。オンラインカジノやスポーツベッティングといった業界でライセンスを発行している信頼性の高い機関はいくつかありますが、そのオンラインカジノがこれらのライセンスを取得していれば、セキュリティと個人情報の安全性は高いです。
サイトの暗号化でプレイヤーの情報をガード
それでは具体的に何がどう安全なのでしょうか?
ライセンスを取得する際の確認項目に「徹底したサイトのSSL化」が義務付けられています。つまり、個人情報はもちろん、ゲーム履歴や入出金履歴といった個人アカウントの内容を解読不可の文字へと変えてくれるシステムです。つまり、カジノサイトの暗号化で、情報漏洩の危機を乗り越えているというわけですね。
厳格なライセンス機関を知っておこう
以下で代表的なライセンス発行機関を挙げてみます。
- マルタ:Malta Gaming Authority=MGA
- キュラソー:Gaming Curacao=GC 他3機関
- ジブラルタル:Gibraltar Regulatory Authority =GRA
- マン島:Isle of Man Gambling Superbision Commision=GSC
- 英国:UK Gambling Commision=UKGC
この他、カナダのカナワケもネットカジノ分野で実績の長い機関です。
オンラインカジノを安心してプレイするためには、そのカジノサイトが厳格なライセンスを所有しているかを確認することが大前提です。ライセンスの確認はおおむねメインページの一番下にライセンス番号と併せて表示されています。
第三者機関の監査
オンラインカジノでは、基本的なライセンスと並んで第三者機関(サードパーティ=Third Party)の監査を受けているところが増えています。
第三機関の仕事は技術的な取り締まり
例えば、スロットゲームでRPGが正しく搭載されているかどうか、ジャックポットが適切に輩出されているか、RTPの表示が実際の還元率とかけ離れていないか?第三機関ではカジノゲームの機能や設定を中心に技術的な角度から取り締まりを行っています。
ちなみに、第三機関を介するのは、法律的にマストな項目ではありません。しかし、ベッティングサイトとしての安全性や信頼性を維持し、プレイヤーへの安心感を高めるためにも重要な位置づけにあると言えます。
実績のある第三機関はこちら
オンラインカジノの安全性を深く理解したいのなら、第三者機関の存在は無視できません。もちろん、厳格なライセンスがあれば安全にプレイできますが、オンラインカジノサイトで以下のような第三機関の名前が表示されていれば、安全性は高レベルで保障されます。
- イーコグラ:eCogra
- アイテック・ラボ:iTechLabs
- ティ・エス・ティ:TST
- ゲームケア:Gamecare
- ゲーミング・ラボラトリーズ・インターナショナルGaming Laboratories International
- テュフ・ラインランド:TÜV Rheinland
これらは全て、技術や安全性、品質、証明サービスの分野で世界的に認められた機関です。知名度としては伝統あるイーコグラがトップですが、アイテック・ラボ、ティ・エス・ティなどはITやシステムコンサルティングの部門では群を抜いて有名な企業です。
また、ゲームケアやゲーミング・ラボラトリーズ・インターナショナルはオンラインカジノをはじめ、モバイルゲーム、Eスポーツなどゲーム全般でクオリティコントロールを行っています。テュフ・ラインランドは認証機関で世界7位を誇るドイツ資本のビッグカンパニーです。
VPNを利用して個人情報を守る
ネットカジノをインターネットの接続の観点から安全にプレイすることを考えてみると、やはりVPNの存在は外せません。VPNは「Virtual Private Network」の略称で、いわゆる仮想専用線のことですね。
VPNで安全性を二重に確保
VPNは通常のインターネットの接続の中にプライベートのトンネルを構築して、外部からの侵入を防いでくれるのが特徴です。これをトンネリングといいますが、万が一、頭脳明晰な誰かがトンネルに侵入した場合でも、非常事態に備えて通信内容は全て暗号化されて送信されます。
インターネット通信で行われる目に見えない犯罪行為から身を守るためにも、ぜひとも導入したいツールです。VPN導入は、日本でオンラインカジノをプレイする側の方で実行したい対策の一つ。通信内容が盗まれないのはもちろん、情報の改ざんといったリスクにも対応できます。
ローコストでインストールも簡単
日本でオンラインカジノを最高のセキュリティでプレイしたいのなら、VPNの利用をおすすめ
します。VPNと聞くと、インストールが難しい、何だかややこしい、と解釈しがちですが、そうでもないんですよ。国内でも世代を問わず簡単に使えるよう、設定プロセスに工夫されていることが多いです。
コスト的にも月500円から1,000程度が相場で、無料でサービスを提供している太っ腹なプロバイダーもあるほどです。
完全ログアウトの実施
パソコンやスマホ、お気に入りのモバイル端末でオンラインカジノゲームをプレイする際、「10分でまたプレイするから、ログインしたままでいいや」と放置することはありませんか?この無意識なアクション。あとで悲劇を生む材料になってしまうかも?
ログイン・ログアウトの癖をつけておく
例えば、ムーンプリンセスやメガムーラといった超ロングランのジャックポットゲームをプレイしたとしましょう。気になるタイトルだけに、途中で用事ができた際「すぐに戻るから」とログインしたままにしておこうとするのなら、この行為は非常に危険です。
なぜなら、見知らぬ第三者が誰かのスマホを見つけて、勝手にアカウントを使い、他人のお金でプレイをしてしまう可能性もあるからです。オンラインカジノをプレイしていて、その場をいったん離れる時は必ずログアウトする癖をつけておきましょう。
面倒なら便利なアプリを利用しよう
ログイン・ログアウトがいちいち面倒という方は、カジノブランドが提供している専用アプリを利用しましょう。今のご時世、二段階認証は当然で、生体認証ログイン機能を搭載しているところもあるほどです。iOSやAndroidの両方に対応している場合もあり、操作性・機能性にも優れています。
数タップで大好きなカジノゲームをプレイできるとなれば、安全性に加えて使い勝手の面も良くなります。まさに、一石二鳥ですよね。
まとめ
日本では4月14日にカジノに関する重大な発表をしましたね。いよいよ、政府認定のIR計画(カジノを含む統合型リゾート計画)が大阪で本格的に始動し、2029年の開業に向けて進められていきます。
国内のランドカジノ誕生が今後のオンラインカジノにどう影響を与えるのかに注目が集まりますが、現時点でネットカジノの安全性を知るには、厳格なライセンスを所有しているか、第三機関の監査を受けているかをチェックすることです。それに加え、プレイヤー側で行うべき対策としてVPNの導入、ログイン/ログアウトの徹底などがあります。
安全に、そして安心してプレイできるオンラインカジノはおおむね評価も高いです。口コミや日本人のカスタマーサポートの充実度なども併せて確認してみましょう。